STORY

「Secrecy」は摩訶不思議・秘められた魅力を意味します

「Secrecy」は数々の困難を乗り越えて誕生しました。名前の由来は、不思議なご縁に導かれ誕生できたこと、楽しく心地さを感じてご愛用いただける製品づくりがしたいという想いからきています。革製品は、JAPANクオリティを追求し、バングラデシュの工場で一つひとつ丁寧に手作りされています。私たちは「心地よさと機能性」をテーマに、お客様が楽しんでご愛用いただける製品を提案してまいります。

株式会社GRACIEUXはイメージコンサルタントとして、宮城県仙台市を拠点にセミナー講師・短期大学、専門学校講師として運営する中、2010年、代表あべが尊敬するマザー・テレサの生誕100年の記念にチャリティーギャラリー実施、バングラデシュのマザー・テレサの子供の施設であるマザーハウスに募金を届けに行きました。Secrecy誕生のきっかけでした。 マザーハウスはOLD Dhakaというエリアにあり、その周辺は革製品の工場地帯でした。記念にオーダーして作ったバッグが現在のボディ&ヒップバッグの原型となります。 日本とビジネスをしたいという工場オーナーと話し、微力ながらできることがあればという想いはありながら、同年、母の急死、ショックから倒れた父の闘病生活の介護、そして2011年3月11日の東日本大震災(幸い、津波は隣の家で止まり自宅は無事でした)と相次ぐ困難が続き、通常の仕事をすることがままなりませんでした。困難を乗り越え、2015年にはSecrecyを設立し、ものづくりの道を歩み始めました。しかし、挫折が続きました。1番目の工場では納品された商品全ての裏地がボロボロで売り物にならず、2番目の工場では、商品全ての金具が不良で売り物にならず、その後も問題だらけで散々な状況にバングラデシュのものづくりを止めることを考える日々が続きました。

2018年、バルーンバッグをはじめとするMade in SENDAI商品を誕生させ、仙台市が主催するビジネスグランプリに挑戦し、「仙台のブランドを日本中~世界へ」をテーマに「女性起業家特別賞」を受賞しました。この受賞が前へ進むことを決意させ、海外へ挑戦するきっかけともなりました。同年、現在の工場オーナーのジニアと知り合いました。バングラデシュ(イスラム教)は男性社会のため、数少ない女性オーナーの小規模工場です。彼女の熱意と人間性を信じて共に成長していく事を目標に、バングラデシュとの仕事に取り組みを再開しました。が、直後に感染症拡大により余儀なく自粛期間が続きました。その間、商品のほかにも様々な問題がありましたので、価値観の修正や日本の職人のアドバイスをいただきながら技術向上サポートも進めてきた結果、自信を持てる商品作りができるようになりました。

今はJAPANクオリティーの商品作りをテーマに、現地スタッフは日々努力しています。社会情勢により、工場は大変な状況にありますが、微力ながら工場のスタッフに貢献し、JAPANクオリティーの商品を提供することで、バングラデシュのものづくりに貢献して行きたい、女性オーナーのジニアとパートナーシップで目標を達成しよう、という想いで取り組んでいます。

PROFILE

株式会社 GRACIEUX 代表取締役

あべ 慧告子

こんにちは。Secrecy(シークレシー)のあべ慧告子と申します。弊社は2015年7月から仙台を拠点に発信しているブランドです。Secrecyは「神秘」「摩訶不思議」を意味します。皆様に「快適にご愛用いただける商品」をご提案いたします。

今後も、お客様の声を反映しながら皆様に喜んでいただける商品開発を進めてまいります。

取得ライセンス

イメージコンサルタント/カラーディネーター/
ウォーキングインストラクター/カラーセラピスト

経歴・受賞歴

2003年 「GRACIEUX.Image Studio」(グラシウー·イメージスタジオ)を設立。
2010年7月 株式会社 GRACIEUX(グラシウー)となる。
2015年7月 オリジナルレザーブランド【Secrecy】 シークレシーを立ち上げる。
2018年10月 2018年仙台ビジネスグランプリ 女性起業家特別賞受賞